早漏に悩んでいませんか?
早漏が原因で、セックスを楽しめないという方は大勢います。セックス自体が精神的苦痛になり、EDを招いてしまうこともあるのです。
そんな早漏はもう治らないと嘆いているあなたに朗報です。当記事で早漏の基準や原因、改善方法についてご紹介します。
この記事を読めば、早漏の改善方法がすぐに分かりますよ。早漏を治し、明るいセックスライフを送りましょう。
早漏の基準とは?
早漏と一口に言っても、明確な基準を知らない方がほとんどではないでしょうか。 実は、早漏には明確な基準があるんですよ。
米国泌尿器科学会(AUA)にて、以下のように定義されています。
- 挿入前に射精してしまう
- 挿入してから、ほぼ毎回1分以内に射精する
- 射精をコントロールできない
- 早漏によるストレスや悩みを抱えている
以上に該当する場合は、医学的に早漏だとされています。つまり、挿入してから1分以内に射精してしまう場合は、早漏と判断して間違いありません。
加えて、早漏によるストレスや悩みを抱えている場合も含まれます。
女性が求める理想の挿入時間
医学的に早漏とされるのは、挿入してから1分以内の射精です。ということは、2分~3分以上挿入できていれば良いのでしょうか?
早漏の定義から考えると、早漏ではないと言えます。しかし、女性側が望んでいる挿入時間はもっと長いです。
週刊ポストのアンケート結果によると、多くの女性が10~19分の挿入時間が理想だと答えています。
そのため、5分未満で射精してしまう男性は、女性から早漏と判断される可能性が高いんですね。1分以上挿入できるからOKというわけではないのです。
女性を満足させるためには、10分以上の挿入時間が理想的だと言えるでしょう。
早漏の原因とは?
早漏を自覚している方は、元々の体質だと諦めているかもしれません。もちろん、身体的な原因も考えられますが、早漏の原因は他にある可能性があります。
今回は、早漏の原因を詳しく解説します。自分はどの原因に当てはまるのか考えながら、見ていきましょう。
- 心因性早漏
- 過敏性早漏
- 衰弱性早漏
心因性早漏
性的な想像や妄想だけで射精ができる場合、心因性早漏である可能性が高いです。特に10代~20代前半の若者に多く、経験値の浅さが原因になっていると考えられます。
もう1つの原因は、精神的なトラウマです。例えば、セックスに関して嫌な思い出がある場合、セックスに対して不安を抱く状態が続きます。
不安な状態が続けば、当然ストレスも溜まります。このストレスが交感神経(※)を活発化させ、早い段階での射精を促しているのです。
※交感神経…自律神経の1つで、自分の意思とは関係なく臓器をコントロールしている神経。射精も交感神経によってコントロールされている。
過敏性早漏
ペニスが敏感で、少しでも性的な刺激を受けると射精してしまう方はいませんか?その場合、過敏性早漏である可能性が高いです。 過敏性早漏は、亀頭への刺激が弱い方がほとんど。
そのため、包茎の方は過敏性早漏である可能性が高いです。 普段は皮で守られている亀頭は、ちょっとした刺激にも過敏に反応します。その結果、強い刺激を感じ射精へと至ってしまうんですね。
過敏性早漏は、まだ刺激に慣れていない若者に多く見られます。経験値の低さも理由の1つと言えるでしょう。
衰弱性早漏
年を重ねてから早漏になったという話は、珍しくありません。この場合、衰弱性早漏に当てはまります。
射精をコントロールする際、射精管閉鎖筋という筋肉を使っています。しかし、加齢によって射精管閉鎖筋が衰えると、射精が抑えられず早漏になってしまうのです。
また、射精の勢いも徐々に失われるため、ダラダラと射精することが多くなります。40~50代の中高年層に多く見られる症状と言われています。
加齢による変化でもあるので、自覚のある方もいるかもしれません。
早漏を改善する方法6選!
原因が分かっても、改善しなければ意味がありません。今回は、早漏を改善する方法を6つご紹介します。手軽にできる方法もあるので、是非実践してみてください。
- コンドームの2枚重ね
- スクイーズ法
- PC筋トレーニング
- 体位の工夫
- 早漏防止スプレー
- 包茎手術
コンドームの2枚重ね
コンドームは主に避妊目的で使われますが、使い方次第で早漏防止にもなります。コンドームを2枚重ねで使用し、刺激を和らげるのです。
とはいえ、最近のコンドームは0.01ミリと非常に薄いため、2枚重ねても刺激を感じてしまうという方もいるでしょう。そんな方は、あえて厚めのコンドームを使ってみてください。
コンドームがあるから大丈夫だ!という精神的な安定剤にもなるでしょう。
スクイーズ法
スクイーズ法は、射精をコントロールする訓練のようなものです。訓練というと難しく感じるかもしれませんが、方法はカンタンです。
- ペニスを勃起させる
- オナニーをする
- 射精しそうになったら亀頭の付け根部分を強く握る
- 落ち着くまで待つ
- 落ち着いたら再びオナニーする
- 射精しそうになったら亀頭の付け根部部分を強く握る
- 以上を数回繰り返す
スクイーズ法では、射精をコントロールするテクニックを学べます。射精を我慢する感覚を掴む、といったほうがしっくりくるかもしれませんね。
ローションやオナホール等のグッズを取り入れてもOKです。刺激に負けないようにトレーニングしましょう。 オナニーをする時に、4回や5回射精を我慢する癖をつけてみるのもおすすめですよ。
PC筋トレーニング
PC筋とは、骨盤底筋のことを指します。骨盤底筋は、排せつや勃起の時に使う筋肉です。 この筋肉を鍛えることで、射精をコントロールできるようにします。
今回は、比較的カンタンな肛門開閉式トレーニングをご紹介します。
- お尻の穴をしめる(5秒程度)
- 5秒程度かけてゆっくりお尻の穴を緩める
- 1と2を10回ほどおこなう
- 以上を1セットとし、1日あたり2回から3回実施する
PC筋トレーニングは毎日行うのが理想とされますが、2日に1回や3日に1回でも問題ありません。座った状態でもできるので、上手く生活に取り入れてくださいね。
体位を工夫する
実は、射精しやすい体位と射精しにくい体位があります。射精しにくい体位に変更すれば、当然長持ちする可能性が高くなります。
射精しにくい体位とされているのは、寝バックです。寝バックは、女性にうつ伏せになってもらい、上から男性が挿入する体位です。
寝バックは女性のGスポットをつきやすいとされ、イかせやすい体位でもあります。行ってみるとわかりますが、寝バックではあまり深くまで挿入できません。
そのため、射精を我慢しやすい状況を作ることができます。
早漏防止スプレー
早漏防止スプレーは、肌の感覚を麻痺させるような成分が含まれており、ペニスに吹き付けることで刺激を感じにくくできます。
ただ、感覚を麻痺させる成分が使用されているため、女性に気を使う必要があります。フェラや挿入を行うと、女性の口や膣にも成分が付着してしまう可能性があるからです。
早漏防止スプレーを利用する場合は、フェラをは控え、コンドームの着用を忘れないようにしましょう。
包茎手術
過敏性早漏に対し、高い効果が期待できるのが包茎手術です。包茎手術で亀頭が露出すれば、弱い刺激にも耐えることができます。
特に真性包茎やカントン包茎の場合、自力で治すことは不可能です。この2種類の包茎は保険適用の手術も可能な為、手術を検討しても良いでしょう。泌尿科で1~3万円で手術が可能です。
軽度の仮性包茎であれば、ジェルキングやミルキングといったちんトレでも治る可能性はあります。普段から皮を剥くクセをつけることで、日常的な刺激に慣れる可能性があるのです。
危険な手術ではありませんが、少なからず失敗などのリスクは存在します。手術を受けたいと思うのであれば、信用できるクリニックを探しましょう。
早漏を改善させて彼女を満足させよう!
女性が求めている挿入時間は少なくても5分以上、欲を言えば10分以上ということもわかりました。早漏で悩む男性にとってはかなり高いハードルです。
コンドームや体位の変更など、その場しのぎの対策法もありますが、特におすすめしたいのはスクイーズ法です。オナニーするたびに取り入れてみましょう。
PC筋トレーニングを定期的に行うのもおすすめです。 スクイーズ法とPC筋トレーニングを定期的に行い、挿入時間10分を目指しましょう。
1ヶ月や2ヶ月程度で効果が得られた人もいます。諦めずに、継続的に行ってみてくださいね。